本気でやる家計の見直し、家計簿作り

家計管理
まもる
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みさなんこんにちは!ファイナンシャルプランニング技能士(FP)のまもるです。

今回は、本気でやる家計の見直し家計簿作りのテーマで解説をしていきたいと思います

家計の見直しは多くの人にとって避けて通れない課題です。しかし、「面倒くさい」「時間がない」といった理由で先送りにしがちです。いやこれは本気でやりましょう!と言いつつ著者も家計管理、家計簿を20年も作成したことがありませんでした

本気でやるとは、最初から小難しいアプリやエクセルでの完全に1つ1つの項目を書き出してやる必要はありません。スマホアプリやエクセルで難しそうな家計簿を見受けられる時がありますが、正直私でも本題の家計見直しの前にアプリの操作やエクセルなどを学ぶことから始めなければなりません

それでは忙しいみなさんも、家計簿作成を後回しにしたくなります。今回必要な道具は、神とペン。あと几帳面な方は定規の用意で始めてみましょう

項目金額(円)
収入
給与(手取り)260,000
収入合計260,000
支出
住居費78,000
食費30,921
昼食代28,000
光熱費12,000
通信費15,000
交際費30,000
洋服代25,000
化粧品代5,000
保険医療費18,000
教養娯楽費20,877
家具・家事用品4,259
その他の生活費23,301
自動車保険料6,000
駐車場代15,000
ガソリン代1,000
支出合計307,358
収支差額-47,358
画像はエクセルです
まもる
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最初から100点を取るつもりで家計管理を取り組まないこと。これからまだまだ長い人生。ちょっとずつ進歩していきましょうね!

上の図くらいに書き出せたらもう80点。あとの20点は後に説明しますが、不定期な固定費と変動費。例えば、固定資産税や賃貸の更新料、自動車などの年1回くる支払い料金を12で割ってその金額も月の家計簿に書き出せたらほぼ100点になります

急な冷蔵庫の故障、子供の入学、冠婚葬祭、自動車税など不定期な固定費不定期な変動費を解説した記事を下のリンクから記事を読めます。参考にしてください

参考記事:誰でもできる家計管理

家計の見直しは多くの人にとって避けて通れない課題です。しかし、「面倒くさい」「時間がない」といった理由で先送りにしがちです。本記事では、本気で家計を見直し、効果的な家計簿をつけるための方法を詳しく解説します。

なぜ家計の見直しが必要なのか

ざっくりと5つの理由、大事なのは支出と出費。つまり入ってくる毎月のお金と出ていく(支払う)お金のバランスを知ることが大事です

家計の現状把握

家計の見直しは、まず自分の収支状況を正確に把握することから始まります。多くの人が自分の支出を把握していないため、どこに無駄があるのかを見つけるのが難しいのです。収入と支出を明確にすることで、無駄な出費を特定し、改善する余地を見つけることができます

固定費の削減

家計の見直しでは、特に固定費の削減が重要です。住居費や通信費、保険料などの固定費は、毎月必ず支払う必要があるため、これを見直すことで大きな節約が可能です。例えば、住宅ローンの借り換えや、通信プランの見直しを行うことで、長期的に見ると大きな金額を節約できます

将来の経済的安定

家計を見直すことは、将来の経済的安定にもつながります。貯蓄を増やすことで、老後の資金や子どもの教育費、突発的な出費に備えることができます。特に、物価高騰や予期せぬ支出が増える中で、しっかりとした家計管理が求められています

無駄な支出の発見

家計の見直しを行うことで、自分では気づかなかった無駄な支出を発見することができます。例えば、毎月の外食費や娯楽費、不要なサブスクリプションサービスなど、見直すことで無駄を省くことが可能です

目標設定の重要性

家計の見直しは、ただ支出を削減するだけでなく、明確な目標を持つことが重要です。貯蓄目標や支出削減目標を設定し、それに向けて計画的に行動することで、より効果的な家計管理が実現します

多くの人は自分の収支を正確に把握していません。毎月の給与がいくらで、固定費がいくらなのか、変動費にどれくらい使っているのか、具体的な数字を知らないことが多いのです。

お金の動きを把握する

家計簿をつけることで、収入と支出の流れが明確になります。これにより、お金の動きを把握し、適切な判断を下すことができます。

支払いなど出ていくお金を把握する

毎月の支出を記録することで、自分の消費傾向が見えてきます。どの分野に多くのお金を使っているのか、季節によって変動する支出は何かなど、様々な分析が可能になります。

目標設定と何を削減できるかを確認

家計簿は単なる記録ツールではありません。無駄な支出を発見できたり貯蓄目標や支出削減目標を設定し、その達成度を確認するためのツールとしても活用できます。

適切なツールの選択

紙の家計簿、エクセル、スマートフォンアプリなど、様々な家計簿ツールがあります。自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。最初はエクセルやアプリをあまりおすすめしません。その理由は、家計簿つけの前に操作を覚えることから始めないといけないからです。

エクセルやアプリが得意な方でも一度はノートなどに支出と収入を書き出してみましょう。記入している間にも「あれもこれも」と思いつき書き込む項目が増えてくるからです

収支項目の設定

収入と支出の項目を細かく設定することで、より詳細な分析が可能になります。ただし、あまり細かすぎると続けるのが難しくなるので、バランスが重要です。例えは食料品(キャベツ250円、もやし39円、お肉(アメリカ産580円)⇦みたく食料品月38000円と細かすぎないことも家計簿を続けていけるコツでもあります

定期的な記録習慣の確立

毎日または週に一度など、定期的に家計簿をつける習慣を作ることが大切です。長続きさせるコツは、無理のないペースで始めることです。「え!?毎日だとめんどくさい(汗)」と思った方もいらしゃるかもしれません。ですが固定費なら「10月5日:電気代12000円」とこれなら1分で終わります。

月末に全部まとめてやろう!も良いですが苦手な方は、子供の夏休みの宿題みたくギリギリになって全部やろうとすると、挫折したくなります。毎日の1分、もしくは休日の10分の時間を使って自分のペースに合った家計簿つけをやっていきましょう

レシートの活用

レシートを活用することで、より正確な記録が可能になります。レシートを保管する習慣をつけ、定期的に家計簿に反映させましょう。

食品など月末などでまとめてやりたい場合は「レシート箱」を用意しましょう。財布に溜め込まないで家に帰ってきたら、レシート箱で保管しておくのも習慣癖をつける良い行動です

現状の把握

まずは3ヶ月分の収支を詳細に記録し、現状を把握します。この期間で、自分の消費傾向や固定費の内訳が見えてくるはずです。

支出の分析

記録した支出を分析し、必要な支出と削減可能な支出を明確にします。特に、「なぜかやめられない無駄使い」に注目しましょう。自分では気づいてない無駄使いがあるかもしれません。

ここで注意が必要な事は「レシートや領収書がない商品サービス」です。自動販売機や知り合いとの飲食での割り勘、Amazonや楽天市場でネット通販で購入したことを忘れているなど、最初のうちはカードで購入した物は家計簿の備考欄に書き出しておきましょう。

ちえまる
ちえまる

特に忘れがちが「自動販売機」どこにでもあってすぐ飲める。ですが利用する方は1日に5本購入する方もいます。月の金額にすると5本x140円x30日=21,000円これは気をつけないといけない!

毎日5本購入すると約20,000円!給料が20万円なら自販機の購入だけで10%のお金を使ってしまっています。対処策としては「水筒を持つ、スーパーをなるべく利用する」など対策が必要です

⇩自動販売機を利用した金額例やその対処策を解説しています。ぜひ参考に読んでください

参考記事:自動販売機を利用しないメリット

目標達成のための具体的な行動計画を立てます。例えば、「週1回の外食をやめる」「不要なサブスクリプションを解約する」などです。長い年月生きていると、昔契約したわずかなオプション契約や、ひどい時は何年も利用していないサービス(ジムやスマホのサブスク)が発見できるかもしれません。

もし不要なサブスクなど発見したけど「IDもパスワードもないのでログインできない!」そんな時でもめんどくさがらず諦めないでください。下の記事を読んでぜひ解約まで諦めるのはやめましょう!

参考記事:不要なサブスク解約、解約方法

著者も昔だけど、NTTぷららメールサービス(440円)auポケットWi-Fi(月5,460円)など8年間も放置していたらしいよ!気づいたら意地になっても気解約しよう!

では自動販売機の購入を5本から1本にして、自家用車はあまり使用頻度が少ない場合はレンタカー、もしくはカーシャア、タクシー。保険は不要な保険を解約したらの月の削減をシュミレーションした金額を表にしてみました

項目削減前(月額)削減後(月額)削減効果(月額)
自動販売機22,500円4,500円18,000円
保険35,000円5,000円30,000円
自動車43,000円0円43,000円
合計100,500円9,500円91,000円
自販機、不要な保険、自家用車

車には、駐車場代、保険、重量税、ガソリン、などなど沢山の支払い項目があります。1番に見直すのは自動車と不要な保険です

自動販売機利用の削減

  • 削減前:1日5本(150円/本)× 30日 = 22,500円/月
  • 削減後:1日1本(150円/本)× 30日 = 4,500円/月
  • 削減効果:18,000円/月

保険の見直し

  • 削減前:35,000円/月
  • 削減後:5,000円/月
  • 削減効果:30,000円/月

保険料を大幅に見直すことで、月額30,000円の節約が可能です。これは年間で360,000円の削減効果となります。

自動車保有コスト

  • 削減前:43,000円/月
  • 削減後:0円/月(廃車)
  • 削減効果:43,000円/月
  • 合計削減前:100,500円
  • 合計削減後:9,500円
  • 削減効果:91,000円/月

とにかく始めてみる!始めたら継続する!これさえやれば月の固定費や変動費の削減などできるはずです

家計の見直しと家計簿をつけることは、一時的な取り組みではなく、生活習慣の一部として継続することが重要です。最初は大変に感じるかもしれませんが、徐々に習慣化することで、より豊かな生活につながります。

以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。

家計管理で1番の敵は「無駄な商品」です。使わないけどなんとなく置いてある車、不安を煽られて入ってしまっている保険、毎日惰性で飲んでいる自販機のコーヒー、利用していないサブスク、愚痴だらけの同僚との飲み会。

これらを無くすことでどれだけお金を貯蓄や投資に回せるか、家計簿をつけながら考え、そして「真剣に家計簿とつける決心」を持てるかにかかっています

家計簿をつけて損をすることはありません!損すると言ったら少々の時間くらいなものです。その経費のかからない事を取り組むことで家計が楽になり日々お金のことで悩まなくなる事を願っています

このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。

では次の記事でお会いしましょう!

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