みさなんこんにちは!ファイナンシャルプランニング技能士(FP)のまもるです。
今回のテーマは「コンビニは価格が割高」のテーマでお伝えします
商品の価格設定からコンビニのフランチャイズ問題、お弁当底上げ問題など色々な話題にもなるコンビニ業界。SNSを見るとネガティブな発信情報がよく見受けられます。
そんな日本のコンビニエンスストアの良い面、悪い面をお伝えできればと思います。
まず私の感想は「スーパーなどと比較するとかなりお高め」です。「富裕層専門店、物価はシンガポールやスイス」と揶揄したくなるほど高く感じてしまします。
ではどれくらい高いの?ということでみんな大好き日清カップヌードルでセブンイレブンとウエルシアで比較してみました。
コンビニは割高
あれー?どちらも24時間営業で同じ地域なのにずいぶんと値段が違うんだね?
それは、仕入れコスト、運営コスト、フランチャイズ経営、価格戦略、見込み客層などによる経営方針の違いによるものだよ
先ほど現地にて同じ商品の写真撮ってきました。( 2024,7/21) 左はセブン 右はウエルシアです。セブンイレブンの方の画像はプライスカードを拡大して貼り付けております。
プライスカードですが「セブンは価格を見せたくないのかな?」と思う反面、ウエルシアは「どう?安いでしょ?」と感じました。
では早速どれくらい高いのか計算してみましょう!
したがって、セブンは価格はウエルシアの価格より約25.53%高いです。
セブンイレブンで4個買うならウエルシアで5個買えますね。1個おまけ的なお得感。
なぜこんなに値段が違うのにコンビニを利用するんだろう?と言いつつ僕も利用してるんだけどさ
人は便利さと即時性に弱いもの。コンビニの24時間営業や近さ、商品の多様性は、その心理的欲求を満たします。価格差を認識しつつも、時間や労力の節約を優先してしまうんだね。これは認知的不協和の一例で、自身の行動と理想のギャップを正当化する心理が働いているんだよ
同じ商品が両方にあったら特に家計を考える女性はスーパーで買い物が基本になるのは当然ですね。その反面、家の食料品や日用品をあまり買い出しに行かない中高年の男性は、自分の事だけだならコンビニでパッと買い物を済ませる傾向にあるかも知れません。
なので家計管理や資産形成をするようになったら、コンビニは割高なことを認識して時には利用しないといけません。
コンビニ利用のデメリット
- 価格が割高:
同じ商品でも、スーパーやドラッグストアと比べてコンビニの価格は高めに設定されています。日常的にコンビニで買い物をすると、長期的には出費が増加する可能性があります。 - 衝動買いの誘惑:
コンビニは商品の陳列や配置が工夫されており、必要以上の「ついで買い」を誘発しやすい環境です。これにより、計画外の出費が増える可能性があります。 - 健康面への影響:
コンビニ食品は加工食品が多く、塩分や添加物が多い傾向にあります。頻繁に利用すると、栄養バランスの偏りや健康への悪影響が懸念されます。 - 節約意識の低下:
コンビニの手軽さに慣れてしまうと、自炊や計画的な買い物といった節約習慣が疎かになる可能性があります。
飲料水を買うだけだったのに、お菓子を見つけたら買ってしまって、レジ待ちの間にホットスナックも目について買ってしまう
小さい子供が欲しそうな商品は棚の下の方に置いてあるね。お年寄りの目線にはお惣菜が配置。その見込み客の目線には常に魅力的な商品を配置してあるよ。その手法はアイレベル陳列という戦略みたい
コンビニの配置方法はよく考えてみると納得(売り手の方)の配置がしてあります。
例えばゴールデンゾーンというのですが、ガムは最上段あたりの1番目に入りやすいボトル型ガムを配置して平均単価105円に対し、ボトルガムは約400円で利益を重視していたり、レジの横には衝動買いしやすい商品が置いてあります
コンビニを利用しても損はないサービス
結論として、コンビニの利用を完全に避けるのではなく、その便利さと価格のバランスを考慮しながら、賢く利用することが重要です。日常的な買い物はスーパーやドラッグストアを利用し、緊急時や特定のサービスにはコンビニを活用するという使い分けが効果的でしょう
一人当たりの利益単価を上げるために色々な手法が用いているんだね!でも割高な商品が多い一面、利益が低そうなサービスもあるような?
日本のコンビニは利益が少ないサービスも提供しつつも、長期的な顧客関係の構築や地域社会への貢献も通じてビジネスを持続させているんだよ
日本のコンビニは、利益が低いと認識しながらも、以下のようなサービスを提供し続けています
これらのサービスは、顧客の利便性を高め、集客につながる重要な役割を果たしています。しかし、直接的な利益は低く、コンビニ経営の難しさの一因となっています
2。
コンビニ vs スーパー:価格、品質、健康面の比較
コンビニエンスストアは私たちの生活に欠かせない存在となっていますが、スーパーマーケットと比較するとどうでしょうか?この記事では、価格、商品内容、健康面からコンビニとスーパーを比較し、それぞれのメリット・デメリットを探ります。
価格比較表
以下は、一般的な商品のコンビニとスーパーでの価格比較です
商品 | コンビニ価格 | スーパー価格 |
---|---|---|
おにぎり(梅) | 120円 | 100円 |
ペットボトル飲料(500ml) | 150円 | 120円 |
食パン(6枚切り) | 180円 | 140円 |
バナナ(1本) | 100円 | 70円 |
カップラーメン | 200円 | 160円 |
※価格は平均的な目安であり、実際の価格は店舗や地域によって異なる場合があります
比較価格表を見比べると、たいして値段は変わらないね。いちいちスーパーで買うより近くで入りやすいコンビニでも問題ないかな?
一見小さな差に見えるけどね、長期的には大きな影響があるよ。例えば、毎日100円と120円の差を1年間続けると、7,300円の差になる。これが複数の商品や何年も続くと、さらに大きな金額になる。小さな節約の積み重ねが、将来の資産形成につながるからチリも積もれば山となるだね
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼
参考記事:毎日の小さな無駄使いが大きな金額になる!詳しくは⇨自動販売を利用しないメリット
次はコンビニとスーパーのお弁当を比較をしてみます
コンビニのお弁当の場合
- 価格帯:400円〜700円
- その場で温めをしてくれる
- 特徴:小分けされた多様なおかず、見た目が良い
- 内容例:白米、唐揚げ2個、ハンバーグ、卵焼き、ミニサラダ
コンビニは手軽にお弁当を変えてその場で温めもしてくれるサービスは嬉しいね!品数も豊富で美味しそう。けど底上げや添加物、廃棄ロスと栄養面も少し心配要素もある
スーパーのお弁当の場合
- 価格帯:300円〜600円
- 電子レンジサービスがないスーパーもある
- 特徴:ボリューム重視、シンプルな内容が多い
- 内容例:白米、唐揚げ3個、煮物、漬物
スーパーのお弁当は安くてボリュームが良い店も多い!けどスーパーのお弁当も添加物や冷凍食品を使用している店も多い。最近は電子レンジや割り箸のサービスがあるスーパーも増えてきたね
基本24時間のコンビニとまだ24時間営業も少ないスーパー、似てるようでやはり野菜などが豊富なスーパーの方が女性には人気がありそうですね。では簡単に両者の特徴を調べてみました
コンビニの特徴
スーパーの特徴
まとめ
コンビニを利用する時は、ちゃんと「割高」と認識してから利用するのが賢い消費者です。スーパーに比べて割高になってしまう経営方針は決してぼったくり商品を消費者に買わせている訳ではありません
ですが好きな商品があるならそれ以外の購入は避けましょう。ついで買いをさせるシステムなので、家計を助けるには「セブンはコーヒーだけ」とか「メルカリ発送だけ」などあらかじめ決めておくと良いと思います。
コンビニは便利さと品質の安定性が魅力ですが、価格面ではスーパーの方が優位です。健康面を考慮すると、スーパーでの食材購入と自炊を組み合わせるのが理想的ですが、時間や状況に応じてコンビニを利用するのも一つの選択肢です。
賢い消費者は、それぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルに合わせて上手に使い分けることが大切です。価格だけでなく、時間の節約や利便性も考慮に入れて、バランスの取れた買い物を心がけましょう。
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。
では次の記事でお会いしましょう!
コメント