
今日はちょっと珍しい「証券担保ローン」というサービスについてお話しします。
「株を売らずにお金を作れる」と聞くと、少し不思議に感じるかもしれませんね。
でも実は、楽天証券が新しく始めたこのサービスは、
投資を続けながら現金を確保できる、便利で柔軟な仕組みなんです。
これから、難しい言葉をできるだけ使わずに、わかりやすく説明していきます。
🏦 楽天証券の「証券担保ローン」とは?

株を売らずにお金を借りられる新しいサービスです。
たとえば、「株を持っているけど、現金が少し必要」というときに便利です。
証券を担保(保証の代わり)にして、楽天銀行からお金を借りることができます。

ようは、自分が保有している日本の株を、担保にして現金を借りるってこと?

そうそう!その銘柄が担保設定銘柄なら保有する株の60%まで借りられるみたいだね
あと、証券担保ローンでは、単元未満株は担保対象外です。担保にできるのは単元株のみです。
たとえば多くの日本企業では、
👉 1単元=100株
と決められています。
つまり、株式市場で売買できるのは基本的に「100株単位」で、1株だけの売買はできません(例外的にS株・ミニ株などは証券会社の仕組みで対応)。


この画像は実際の著者の証券担保ローン画面です。最大借入申し込み金額が80万円って記載されていますね。
ってことは・・・130万円ちょっとの株を保有しているんですね?

いやいや、あれー?💦
私は高配当銘柄を保有しているので、楽天証券だけでも650万円分株を保有していますが「担保不適格銘柄」が多かったみたいです


NTT(日本電信電話)のような日本を代表する銘柄でも「担保不適格銘柄」なんですねー。

意外ですよね!楽天証券に電話で「基準はあるのか?」とオペレーターに聞いたのですが、明確な基準はわからないと回答がありました。
下に「不適格銘柄一覧」の楽天証券リンク貼っておきますね!
あと単元未満株(例えば100株以下)も適応されないっすね
楽天証券、不適格銘柄一覧 ⇦逆に「採用銘柄」だけを知りたかったのですが、ありませんでした😔
💡 証券担保ローンの特徴をわかりやすく解説
① 株を売らずに資金を作れる
持っている株をそのままにして、現金を借りることができます。
売ってしまうと税金がかかりますが、この方法なら保有したまま資金を確保できます。
② 配当金や株主優待はそのままもらえる
担保にしても名義は自分のままなので、
配当金や株主優待などの権利はそのまま維持されます。
③ 評価額の60%まで借りられる
担保にした株の評価額に応じて、おおよそ60%まで借入が可能です。
たとえば100万円分の株を持っていれば、60〜70万円ほど借りられるイメージです。
④ 金利が低い
年1.9%〜3.1%ほどの金利で借りられます。
カードローンや消費者金融よりもずっと低く、短期の資金調達にも向いています。
⑤ 返済は自由
毎月少しずつ返してもいいですし、
お金に余裕があるときにまとめて返済することもできます。
繰上げ返済の手数料もかかりません。
⑥ すべてネットで完結
申し込みから借入、返済まで楽天証券の画面だけで完結します。
銀行や窓口に行く必要はありません。
⑦ 対象銘柄は一部のみ
すべての株が担保にできるわけではありません。
主に東証プライム上場の大型株などが対象です。
投資信託やETF,外国株は担保にできません。

投資信託NISAでも借入できたらとても便利でしたね!

私は分配金の出るS&P500として人気な、「ISS&P500米国株」(1655)を保有していますがETFは対象外なので、借入額が少なくてがっかりです😔
あと、高配当で人気なNFJーREITもETFなのが不適格銘柄でした

種類 | 担保可否 | 補足 |
---|---|---|
東証上場の個別株 | ✅ 担保可能 | 掛目はおおむね60%前後 |
ETF・REIT・単元未満株 | ❌ 原則不可 | 例:1655(S&P500連動)などは担保対象外 |
投資信託(含むNISA枠) | ❌ 不可 | |
外国株・米国株 | ❌ 不可 |
⑧ 株価が下がると注意が必要
担保にした株の価格が下がると、
「追加でお金を入れてください」といった**追加入金(おいしょう)**が求められる場合があります。
無理のない範囲で使うのが安心です。

うわぁ💦担保ローンで追証なんて通知がきたら、なんの為に借入したか分からなくなるね。

だよねぇ・・なので借入金ギリギリはおすすめできません。100万円借入できるなら50〜60%くらいまでが理想かな?
大きめな下落がきても、耐えられるくらいの資金管理をしましょうね!
実際に借りてみました🏦

まずは証券担保ローンをクリックするとしたの画面になります



下の画像にステータス⬜︎枠があるのでそこをクリックすると、全ての適応銘柄にチェックが入ります。⬜︎→🟦青になれば全ての銘柄が担保設定されます
もし、近々売却する予定の銘柄があれば、その銘柄の横にある🟦枠ををクリックすればチェックが外れて⬜︎枠になっていれば、担保から外れますよ!


借入金額を入力したら、次は楽天銀行に移動させられます。


楽天銀行サイトに移動?そっか銀行からお金を借りるんだもんね。

そうだねー、楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで紐付けしてるのが証券担保ローンの条件なので、事前に設定しましょうね!
下にリンクを貼っておくね!


ユーザーIDとパスワードを入力したら・・・証券担保ローンの内容確認画面が表示されます


ここで、借入額と金利を確認しましょう!今回は50万円なので金利が年率 3.875% です
借入金額によって金利が変動します。
✅ 適用金利(2025年10月時点)
- 借入残高が 100万円以下 → 年率 3.875%
- 借入残高が 100万円超~1,000万円以下 → 年率 2.875%
- 借入残高が 1,000万円超 → 年率 1.875%

50万円の借入だと、1日で約53円金利が発生します



申し込みが完了しましたね!では振り込みまで1〜2日かかります。


申し込みから月曜の朝に申し込みしたら、火曜日の9時すぎくらいには、楽天銀行に振り込みが完了しました。
ちなみに、土曜日に申し込みをしたら、翌週、火曜日の朝に振り込みがありました。
✍️ まとめと感想

最短1日で借入ができる証券担保ローン。急な出費や投資資金に活用できる点が魅力ですが、株価の下落や資金管理など注意が必要ですね。
著者はどんな時に利用するの?

大暴落待ち!前から高配当銘柄を保有しているので、その株を貸し株していたのですが、証券会社に株を貸しても雀の涙程度しか利息をくれません
なので、高配当株を保有しつつ、暴落や大暴落が来たら全力でぶっ込む所存でございますよ!

著者はとても理屈に沿った良い考えだと思うのだけど、最後の「暴落時に全力でぶっ込む」はなんだか危なかっしいなぁ🙄

でもほら、下手な消費者金融会社から借りるより、質屋みたいに株を担保に借りたほうがいいじゃん?
テレビなどでCMしてる企業って金利18%とかでしょ?賢く借りるならこっち一択!
楽天証券の証券担保ローンは、
「株を売りたくないけど現金が欲しい」という人にぴったりのサービスです。
株主としての権利を維持したまま、必要なときに資金を作れるのが大きな魅力。
ただし、借りたお金には金利がかかります。
使い方を間違えなければ、とても便利な資金調達の方法になります
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。
では次の記事でお会いしましょう!
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