顔も性格も知らない人の投稿を、なぜ信じてしまうのか

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家族と話していると、ときどき心配になることがあります。

「この株は上がるらしいからな……」

そう言うので、私が「なぜ?」と聞くと、父は少し考えたあとで、
「ヤフーコメントにも書いてあった」
と言います。

また別の日には、妹は
「これからは金やレアアースに投資した方がいいって!」
と言うので、私が「どこで聞いたの?」と聞くと、
「ラジオで専門家が言っていたのよ・・」
と、特に疑う様子もなく答えることがあります。

こういう話を聞くたびに、私は少し不安になります。
顔も性格、特にコメントだと年齢も知らない人の意見を、そこまで信じてしまって大丈夫なのだろうかと思うからです。

こういう話を聞くたびに、私は少し立ち止まります。

その情報を発信した相手がどんな人なのか、こちらには分かりません。

顔も性格も、年齢も、どんな失敗をしてきた人なのかも分からない。

それなのに、人は文字だけを読んで、その話をかなり信じてしまうことがあります。


身近な例でいえば、保険販売員もそうです。

大手保険会社の人で親切・礼儀正しいと安心し、初対面なのに個人情報や家計を詳しく話してしまい、その流れで勧められた保険にそのまま入ってしまう人は少なくありません。

でも、もしその販売員が自分のお金や営業成績に困っていて、こちらにはそれほど必要でもない保険を勧めてきていたとしたらどうでしょうか。

なぜ人は、知らない人の言葉を信じてしまうのか

人は、顔も性格も知らない相手の言葉でも、つい信じてしまうことがあります。それはなぜか?

初めて知った話や初めて聞いた話は、比較材料がないぶん信じやすいからです。

  • 自分で判断する自信がないし、それを調べる努力もできないから
  • 相手のことを知らないぶん、実力を大きく見てしまうから
  • 自分にはない知識や才能を持っていそうだと期待してしまうか

それは相手が本当に優れているからというより、自分より詳しそうに見える相手に答えを預けたくなる心理があるからです。

言い換えれば、自分の知識や判断よりも、まだ見ぬ誰かの“才能”や“特別な情報”を大きく見てしまうのです。

文字だけを信じて、お金を失う人は実際に多い

文字だけを信じて、お金を失う人は実際にいます。

LINEで投資に誘われ…鹿児島県内の40代と50代の男性2人、指示されたアプリで計7200万円を失う――県警「LINEに誘導されたら詐欺疑って」

鹿児島県では、LINEやインスタグラムで投資話を信じた男性2人が、約5400万円と約1800万円をだまし取られたと報じられました。

顔も性格も分からない相手の言葉でも、人は信じてしまい、実際に大金を失うことがあります。

つまり、会ったこともない人の文字だけを信じて、お金を失う人は実際に大勢いるということです。

人は、自分より賢そうに見える相手を信じやすい

顔も見たことがない相手でも、文章だけで「この人は自分より詳しいのだろう」と感じてしまうことがあります。

  • 少し専門用語を使う。
  • 断定口調で話す。
  • 何度も成功している人と思っている

それだけで、人は相手を実際以上に賢そうに感じてしまいます。

でも、会ったことがある相手なら分かることもあります。

話を盛る癖がある人かもしれない。

極端なことばかり言う人かもしれない。

自分では何もやっていないのに、偉そうに語るだけの人かもしれない。

文字だけだと、そういう部分が見えません。

だからこそ、読む側が勝手に

「この人は自分より詳しいし、金儲けが上手いはず」

「自分の知らない何かを知っているのだろう」

と都合よく想像してしまうことがあります。

最初に見た情報や、強い言葉に引っぱられやすい

人は、最初に見た情報を引きずりやすいものです。

たとえばNISAをよく知らない人が、最初にSNSで「新NISAは危ない」と読むと、その印象が頭に残りやすくなります。

本来なら制度そのものを見て判断するべきなのに、最初の強い言葉がそのまま基準になってしまうことがあります。

しかも、同じような意見を何度も見かけると、「やっぱりそうなのかもしれない」と思いやすくなります。

みんなが言っているように見える。

何度も目にする。

強い言葉で言い切られる。

こうした条件がそろうと、人はその情報を本当らしく感じやすくなります。

つまり、知らない人を信じているというより、不安の中で、自分を安心させてくれそうな言葉を信じたくなっているのだと思います。

要は、自分を信じられないから人の言うことを聞いてしまう

少し厳しい言い方かもしれませんが、要はここだと思います。

自分を信じられないから、人の言うことを聞いてしまう。

もちろん、誰でも知らないことはあります。

不安になるのも普通です。

でも、自分で考える前に、正体の分からない誰かの一言に答えを預けてしまうと、お金の判断を間違えやすくなります。

その人は、本当に信頼できる相手なのか。

その発言には、根拠があるのか。

その情報は、自分の状況に合っているのか。

少なくとも、このくらいは立ち止まって考えたいところです。

お金を増やす前に、お金を守る力を身につけたい

お金を増やすことも大事ですが、その前に、お金を失わないことはもっと大事です。

  • 知らない誰かの一言で株を買わない。
  • 知らない誰かの一言で株を買わない。
  • 知らない誰かの一言で投資詐欺に近づかない。

家族でもない私を、どうして儲けさせてくれると信じられるのか?

逆ならどうでしょう?あなたは会ったこともない、顔も年齢も性別も知らない人を、儲けさせてあげたいと思ったことはありますか?

まとめ

ちえまる
ちえまる

著者がSNSなどの情報で気をつけていることは?

著者 
著者 

「初めて知ったこと」っすね。これは確認せず信じやすい。SNSでは投資詐欺や健康誤情報がこのパターンで拡散され、ちょっと前に少し信じそうになったのはこれ

え?マジこれ?ってびっくりしましたよ。けど、太ってないし小学生から中学生まだ牛乳ガンガン飲んでましたが50過ぎても健康っすよ。

それでも人が信じてしまうのは、相手が本当に信用できるからではなく、

自分で判断するのが不安で、答えを外に預けたくなるからだと思います。

だからこそ、お金の話ほど気をつけたい。

会ったこともない、正体も分からない人の文字だけで、大事なお金の判断をしないこと。

それも、自分のお金を守るために必要な力ではないでしょうか。


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