みさなんこんにちは!ファイナンシャルプランニング技能士(FP)のまもるです。
誰でもできる家計管理
このブログではお金の悩みを少しでも無くなればと思い、楽しく、誰でもできる家計管理や資産形成(お金の増やし方)などを解説をしていきたいと思います。
私は三兄弟の末っ子。何も学ばない子供として社会人として生きてきました。学校でも勉強しないのですから義務教育であまり教えてくれない、資産形成や社会制度。金融知識など何も知らないで社会人になりました。
30後半で破産寸前、色々あってマンションを購入していたのですが、複利制度の良い会社を退職してから転落への道を転げ落ちました。とは言いましても仕事は休まずサボらす真面目に勤務していたのですが、なにせ社会の常識や金融知識、お金の事を何も知らなのですから、複利制度のあまり良くない会社に転職後には、住民税や固定資産税など滞納して借金が500万円弱までに。
「このままではやばい・・」と思い少しずつお金の勉強をして国への借金返済をしていきました。
そんな私でも今では借金も返済して資産もそれなりに増えました。今になっておもった事は、お金の事を知っているようで、お金の本質を全く理解していなかった、またどのようなお金の勉強をすればよかったのか?そんな私の後悔した事をこのブログを読んでいただける方に少しでも家計管理の大切さやお金の事を知ってもらえればと思いブログにしました。
家計管理や資産形成、または家計簿をつけた事がない、何から始めればわからない。という方でも分かりやく説明できればと思います。
お金が無いと人生の選択も少なくなります。何より自由が束縛されてしまします。普段穏やかな人でも、お金の事でイライラして仕事でも家庭でもコミニケーションが上手くいかない時があるかもしれません。
お金の為に働いて、嫌な人にも気を遣い、時には我慢をしなければなりません。
お金があれば仕事も辞めれる、選べる、苦手な人には近づかなくて済みます。
お金無くして自由なし!お金の心配を無くして本来の自分を取り戻しましょう!
家計管理のメリット
貯蓄ができなかった人も、家計簿をつけるようになったら、1年間で100万円を貯金できる可能性はかなり高い!まずは自分の支出と収入を確認しよう!
家計の見直しを行う際に、まずは固定費から始めた家庭が多く、住居費や通信費を削減することで、毎月の支出を大幅に減らすことに成功しています。具体的には、家賃交渉や格安プランへの切り替えなどが効果を上げています
私が家計管理の第一歩で、お薦めする家計削減のはモバイル料金の削減。今なら誰しも持っているスマートフォン。特に40~60代の方なら3代モバイル(ソフトバンク、NTTドコモ、au (KDDI)を利用している方は多いかと思います
もし、モバイル料金が月8000円が4000円になれば、年間48000円の削減になります。安いキャリアは電波が悪い!と言う方もいらっしゃいます。それなら、格安と呼ばれているモバイル通信を利用している人によく聞いてみましょう。
ちなみに私は、3代キャリア(モバイル)から楽天モバイルに変更しました。電波は何も問題ありません
参考記事:楽天ポイントで楽天モバイルを無料にしよう ←他のポイ活はお勧めできませんが楽天経済圏でのポイントは通貨と同じ。家計簿を作成できたらまずモバイル通信から取り掛かろう
家計管理の始め方
無駄使いを減らし、貯蓄を増やせれば経済的な安心感を得られます。目標をせってして、家族と協力することで、効果はもっと高まります!
まずは固定費
月の固定費や変動費の項目は人によって変わりますが一般的にはこれくらいあります。
①住居費:(家賃、住宅ローン、駐車場料金)
②光熱費: (ガス、水道、電気)
③通信費: (家のネット回線、スマホ、携帯電話の料金)
③社会保険料:(国民年金保険料、国民保険料)
④教育費: (子どもの教育にかかる費用(学費、教材費など)
⑤サブスクリプション・会費:(定期的に支払うサービス料金(動画配信サービス、ジムの会費など)
⑥貯蓄、投資:銀行への貯金や株式などの積立金
通帳やカード、スマホのサブスクを調べて、月の支出を確認!思いがけない支払いがあることも。今までの自分の見直しとしても良い機会だね!
毎月知らずに引き落としされているサブスクやオプションサービス、または解約し忘れてしまっていたスクール代など、自分には全く必要ではない項目も見つけ、それを解約できた時は自分掃除ができてスッキリします
参考記事:不要なサブスク解約、解約方法←例えば、IDやパスワードがわからない。または引を年される口座名しか分からなくても解決方法はあります。あきらめないで記事を参考にして解約しましょう
変動費
変動費とは、毎月の支出額が変動する費用のことを指します。固定費と対比される概念で、家計管理において重要な要素です
①食費:毎月の食材や外食にかかる費用。家族の人数や食生活によって変動します。
②交通費:通勤や移動にかかる費用。公共交通機関の利用やガソリン代などが含まれます。
③被服費:衣類や靴、下着などの購入にかかる費用。
④美容・医療費:美容院や医療機関での支出。健康診断や治療費も含まれます。
⑤交際費:友人や家族との食事、プレゼント、イベント参加などにかかる費用。
⑥趣味・娯楽費:趣味や娯楽に関連する支出。映画や旅行、スポーツ観戦など。
⑦雑費:日用品やその他の小さな支出。突発的な出費も含まれます。
日用品は特に急激には変動しないと思うから、まずは「娯楽費と交際費」はよく調べてみましょう。特にギャンブルなどの費用は、変動費の変動費になる恐ればあるね!
人によっては娯楽費が家計の20%を超える人も。特にギャンブルは損失を出せば取り返そうとしてさらに損失が膨らむ事もあります。
参考記事:危険な投資商品で打線を組んだ(パチンコ、パチスロ編)
不定期な固定費
不定期な固定費とは、定期的に発生するものの、支払いの頻度が月単位ではない固定的な支出のことを指します。これらの費用は、年間や半年、四半期などの単位で発生しますが、金額は比較的一定しています。
②家電の買い替え:冷蔵庫やテレビなど、数年に一度必要となる大型家電の購入費用。
③保険の更新料:生命保険や火災保険など、数年ごとに発生する更新料や見直し時の費用。
④住宅のメンテナンス費用:屋根の修理や外壁の塗り替えなど、定期的に必要となる住宅の維持費。
⑦教育費:学年が変わる時の教科書や制服の費用
年間1回を支払う車検や税金、賃貸の更新料などは、12で割った金額を毎月貯蓄するようにしよう!そうすれば急な出費に慌てることもない!
不定期な変動費
不定期な変動費とは、固定費と変動費の特徴を併せ持つ費用のことを指します。これらの費用は、発生頻度が不定期であり、かつ金額も変動する特徴があります。
例えば、「冷蔵庫が壊れた・・・」これは特にお子様などいる家庭では早急に対処しないといけない事案。もし貯蓄がないとカードや借金をする羽目になることも
①家具・家電の購入費:故障や必要に応じて発生する家具や小型家電の購入費用。
②旅行・レジャー費:休暇や特別な機会に発生する旅行やレジャーにかかる費用。
③ギフト代:誕生日や記念日、季節の贈り物などにかかる費用。
④医療費:予期せぬ病気やケガの治療にかかる費用。
⑤イベント参加費:コンサートやスポーツ観戦など、娯楽費用。
⑥自己啓発費:資格取得や習い事など、自己投資にかかる費用。
⑦冠婚葬祭:結婚お祝い(ご祝儀金)、急な訃報(香典代)
⑧引っ越し(転職や近所トラブルなど)
⑨お年玉:自身の子供や親戚、友人への新年を祝うために贈られる金品
急な出費が1番困る。これらの予算は別枠で月々の予算に「予備費」として急な支出に対応できるように備えよう!
冷蔵庫やエアコン、引越し費用などは金額が大きので、もしもを仮定してお金を備えておきましょう。予備費がなく冷蔵庫など無いと生活に支障をきたす家電品はすぐに入れ替えないといけません。予備費が無いと借金やカードローンを組まなければなりません。
借金やローンを組んでしまった場合は、せっかく月のお金の計画を立てたのに1からやり直しになります。生活防衛資金と共に貯蓄しておきましょう
参考記事:いくらあればいい?生活防衛資金 ←借金や急な事に備えられる貯蓄です。重要なのでぜひ記事を読んでください
金額を調べたら記入します
最初はノートにペンで記入でも良いですし、エクセルがあるなら表を使って月の支出を書いてみてください。
家計管理アプリ(マネーフォアード)などありますが、それはまた別の記事で解説します。
まずはご自身の手で月の固定費などを記入してください。
例:8月の家計簿
日付 | 項目 | 収入 | 支出 | 残高 |
---|---|---|---|---|
8/1 | 給料 | 250,000 | 250,000 | |
8/2 | 家賃 | 80,000 | 170,000 | |
8/3 | 食料品 | 50,000 | 120,000 | |
8/5 | 電気代 | 7,000 | 113,000 | |
8/7 | ガス代 | 3,500 | 109,500 | |
8/10 | 交通費 | 2,000 | 107,500 | |
8/15 | 外食 | 10,000 | 97,500 | |
8/20 | 衣服 | 10,000 | 87,500 | |
8/25 | 趣味 | 5,000 | 82,500 | |
8/27 | 通信費 | 8,000 | 74,500 | |
8/30 | 駐車場 | 15,000 | 59,500 | |
8/31 | 保険料 | 20,000 | 39,500 | |
8/31 | 貯金 | 30,000 | 9,500 |
ただ使った金額と項目を上の表みたく記入するだけ。一度家計簿を作成できたら、あとは楽々。慣れると10分くらい。上の表を参考に毎月の習慣にできたらいいね!
上の表の様に月の固定費を割り出せたら次は、不定期な固定費の計算をし、それらの項目を足せば車検代や税金の通知書が来ても慌てることはありません
月間集計(8月)
この様に月の固定費と変動費は分かりましたね。
ではこの表をベースに次は不定期な固定費を計算してみましょう。
例はは支払う項目が多い自動車維持費にします。
不定期な固定費を年(12)で割り算して1ヶ月の金額にする
一年に一回の支払いや数ヶ月に一回の支払い。これのお金を用意しておくのを結構忘れがち。「あっ!今月自動車税の支払いだった・・」など気づいた時かなりのストレスになります。でも毎月その分を積み立てしておけばいつも通りの家計管理で済みます
①自動車税
- 年額: 36,000円
- 月額: 36,00012=3,000 1236,000=3,000
②車検費
- 年額: 25,343円(2年ごとの支払いとして)
- 月額: 25,34312≈2,112 1225,343≈2,112
③自動車保険料
- 任意自動車保険: 58,000円
- 月額: 58,00012≈4,833 1258,000≈4,833
自動車関連の税金や賃貸の更新料やマイホームの固定資産税。これらをストレスなく支払えるのは毎月の積み立て。急な大金より毎月のコツコツ積み立ての方が心身ともに負担がないよ!
不定期な固定費を算出できたらそれも追加で記入します
急な出費(不定期な変動費)がいつも家計管理の敵です。それなら分かっている
日付 | 項目 | 収入 | 支出 | 残高 |
---|---|---|---|---|
8/1 | 給料 | 250,000 | 250,000 | |
8/2 | 家賃 | 80,000 | 170,000 | |
8/3 | 食料品 | 50,000 | 120,000 | |
8/5 | 電気代 | 7,000 | 113,000 | |
8/7 | ガス代 | 3,500 | 109,500 | |
8/10 | 交通費 | 2,000 | 107,500 | |
8/15 | 外食 | 10,000 | 97,500 | |
8/20 | 衣服 | 10,000 | 87,500 | |
8/25 | 趣味 | 5,000 | 82,500 | |
8/27 | 通信費 | 8,000 | 74,500 | |
8/30 | 駐車場 | 15,000 | 59,500 | |
8/31 | 保険料 | 20,000 | 39,500 | |
8/31 | 自動車維持費 | 9,945 | 29,555 | |
8/31 | 貯金 | 30,000 | -445 |
月間集計
車の維持費を乗せたら毎月の支出が赤字になってしまいましたね。
これに不定期な変動費(お祝い金や家電の修理代金など)が発生しましたら大変やりくりに困る事でしょう。
ですが、これで自分の月にお金がいくら必要か分かりましたね。金額が足りないと分かれば対策できますし、何を削れば良いか判断できます。
不定期な変動費の対策方法
- 予備費の確保:
- 予期せぬ支出に備えて、月々の予算に予備費を設定します。
- 例えば、月の支出の5-10%程度を予備費として確保しておきます。
- 緊急用の貯金:
- 突発的な出費に対応するための専用の貯金口座を作ります。
- 目安として、3-6ヶ月分の生活費相当額を貯めておくと安心です。
- 発生パターンの分析:
- 過去の支出データを分析し、不定期な変動費の発生傾向を把握します。
- 季節性や周期性がある場合は、それに合わせて準備することができます。
- 保険の活用:
- 医療費や修繕費など、高額になる可能性のある支出に対しては適切な保険に加入します。
- 例:医療保険、住宅保険、自動車保険など
- 柔軟な予算管理:
- 月々の予算に余裕を持たせ、不定期な支出が発生しても対応できるようにします。
- 変動費の一部を削減し、その分を不定期な支出に充てられるようにします。
- 分割払いの活用:
- 大きな支出の場合、可能であれば分割払いを利用して、一時的な負担を軽減します。
- 定期的な見直し:
- 不定期な変動費の発生状況を定期的に確認し、必要に応じて対策を調整します。
- 優先順位付け:
- 不定期な支出が重なった場合に備えて、支出の優先順位をあらかじめ決めておきます。
- 収入の多様化:
- 副業やフリーランス業務など、収入源を増やすことで、不定期な支出に対する耐性を高めます。
不定期な変動費の準備金が不足している時に、カードの利用や借金をしてしまう事が多い。準備金(余裕資金)の目安は年間収入の5〜10%を準備しよう!
不定期な変動費は、予期せぬ出費や機会に対応するために必要です。これらを適切に管理することで、経済的な安定性を保ち、柔軟な生活設計が可能になります。また、緊急時の対応力も向上します。
まとめ
家計管理は、単なる数字の記録ではなく、私たちの生活の質を向上させる重要なツールです。本ブログで見てきたように、適切な家計管理には数多くのメリットがあります。
無駄遣いの削減、貯蓄の増加、経済的な安心感の獲得、目標達成への道筋、そして家族間のコミュニケーション向上など、その効果は多岐にわたります。特に、不定期な変動費への対策や固定費の見直しは、長期的な経済的安定性を確保する上で欠かせません。
3〜6ヶ月分の生活費を緊急資金として確保することや、年間収入の5〜10%を不定期な支出に備えて貯蓄することは、多くの専門家が推奨する方法です。家計管理を始めるのに、特別なスキルや多大な時間は必要ありません。
収支の把握から始め、徐々に目標設定や予算管理へと発展させていくことで、誰でも効果的な家計管理を実践できます。大切なのは、自分や家族の状況に合わせて、無理のない範囲で継続的に取り組むことです。
今日から家計管理を始めることで、より安定した経済基盤を築き、将来の夢や目標に向かって着実に歩みを進めることができます。家計管理は、より豊かで充実した人生を送るための重要な一歩なのです。皆さんも、ぜひ自分に合った方法で家計管理を始めてみてはいかがでしょうか。きっと、新たな可能性と安心感を手に入れることができるはずです。
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
私はいつも自動車税や固定資産税、賃貸の更新料や火災保険などの月になると、ひどくストレスを感じました。今ではその金額も予想した金額を口座に準備しています。みなさん準備金を用意するとストレスないですよ〜。お金の事で少しでもストレスを感じない生活を心がけましょう!
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。
では次の記事でお会いしましょう!
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