なぜかやめられない無駄使い

家計管理
まもる
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みさなんこんにちは!ファイナンシャルプランニング技能士(FP)のまもるです。

なぜかやめられない無駄使い

今回は「なぜかやめられない無駄使い」をテーマに私が今まで家計管理や資産形成でのご相談を受けた時に多かった例を挙げてみました。

無駄使いは人によって考えがいろいろ違います

例えば、毎日のテイクアウトコーヒーを無駄だと感じる人もいれば、それが一日の活力源であり、仕事の生産性を上げる重要な習慣だと考える人もいるでしょう

高価なブランド品を無駄な贅沢だと思う人がいる一方で、自己表現の手段や長期的な投資として捉える人もいます

趣味にお金をかけることも、人によって評価が分かれるところです。ゴルフや釣りなどの outdoor activities に大金を費やすことを無駄だと感じる人もいれば、それらを通じて得られる充実感や人間関係の構築を重視する人もいます

また、時代とともに「無駄使い」の概念も変化しています。かつては贅沢品だったスマートフォンも、今では多くの人にとって必需品となっています。

一方で、環境意識の高まりにより、使い捨て製品への支出を無駄だと考える人が増えているかもしれません。結局のところ、「無駄使い」の定義は個人の価値観、生活スタイル、経済状況などによって大きく左右されます。重要なのは、自分自身の財政状況と幸福感のバランスを考慮しながら、支出の優先順位を決めていくことではないでしょうか。

ただし、誰もが「なぜかやめられない」と感じる支出があるのも事実です。それが本当に必要なものなのか、それとも単なる習慣や衝動的な行動なのか、時には立ち止まって考えてみることも大切かもしれません。

高額なサブスクリプションサービス

多くの人が複数のストリーミングサービスや音楽配信サービスに登録していますが、実際には使い切れていないことが多いです。特に、複数のサービスに同時に加入している場合、必要なコンテンツが分散してしまい、無駄な出費となることがあります。

衝動買い

セールや特別なプロモーションに引き寄せられて、必要のない商品を購入することはよくあります。特に、洋服やガジェットなどは、後で後悔することが多い無駄使いの一つです。

飲食費の無駄

外食やコンビニでの買い物は便利ですが、頻繁に利用するとあっという間に出費がかさみます。特に、毎日のランチや飲み会など、計画的に支出を管理しないと無駄遣いになりがちです。

日本の治安の良さの代表、コンビニと自動販売機。どこでもあってとても便利な商品やサービスですね。ですがあまり利用しすぎると家計の負担が大きくなります

⇩普段当たり前のように利用しているコンビニと自販機。その便利さや楽さがあなたの家計を苦しめているかもしれません。下のリンクから是非読んでみてください

参考記事:自動販売機を利用しないメリット

参考記事:コンビニは商品が割高

ブランド品への過剰な支出

ブランド品に対する憧れから、高額な商品を購入することがありますが、その価値に見合った満足感を得られない場合が多いです。特に、流行が過ぎ去った後に残るのは高額な負債だけということもあります。

不要な保険やサービス

必要以上の保険やサービスに加入している場合、月々の支出が無駄になります。特に、使わないサービスや過剰な保障が付いている保険は見直しを検討する価値があります。特に貯蓄型〜とか終身なんちゃら〜は割高で保険内容が薄い商品が多いことも事実です

参考記事:不要な保険リスト

あまり使わない自家用車

例えば、週に一度しか運転しない場合、年間の維持費が高くつく一方で、実際の利用は限られています。このような状況では、カーシェアリングやレンタカー、またはタクシーを利用することで、必要なときだけ車を借りる方が経済的で効率的です。

自家用車の所有が本当に必要かどうかを見直すことが、無駄な出費を抑える鍵となります。 この文章は、自家用車の無駄な面を簡潔に説明し、代替手段を提案する内容となっています。

「お金を使っているから、お金がない」あたり前ですが、そのあたり前を気づいてない、または直視しない人が多いかもしれません。全然使わない自家用車、死亡確率の低い若者への死亡保険など、あげたらきりがありません

ではその無駄使いの元はどこに潜んでいるのか解説して行きたいと思います。

便利なサービスや手軽に手に入りやすい日常製品、24時間いつでも利用できる。これらの商品やサービスはとても魅力的ですし利用したくなります。

ですが便利であたり前なサービスや商品ほど割高なのを理解した上で利用するのが賢い利用方法だとおもおいます。

ですが、買い物に行くのが面倒だから、行きがけにその店があるから、24時間やっているからなどの理由でついつい利用してしまします。そのような無駄使いをしない心構えも必要ですね。

本当に必要か見極める

購入する前に「本当に欲しいのか」と自問自答することで、衝動買いを防ぎ、必要なものだけを選ぶことができます

小額の出費に注意する

小さな出費でも積み重なると大きな金額になることがあります。少額の無駄遣いを見直し、日々の支出を意識することが大切です

そこで今回は無駄使い20項目を作成しました。20項目中何個当てはまるかチェックしてみてください。

皆さんはお幾つあてはまる項目ありましたか?先にも伝えた通り無駄な事は本人が決めるのは当然ですが、ここでは一般例を挙げて20項目を挙げてみました

高額なコンビニ商品、どこにでもある自動販売機、月一度のネイルやエステ、便利そうなので買ってみた家電品、支払いを先送りするリボ払い、利息はわずかなのに高すぎるATM手数料。

半年行っていないジム、仕事帰りに習慣になってしまっているパチンコ屋、仕事の帰りにアパレルショップで見つけ衝動的に買ってしまった洋服などを利用してしまった事があると思います。

それらを1つだけでも改善できれば家計もかなり楽になると思います。

家計管理は副業です。収入を増やしたいと思う方はまずは家計管理から始めてください。

まずは1番簡単な自動販売機で飲料水を購入しているなら、1日の購入本数と金額それに✖️30で電卓で計算してみてください

先の2項目。特に全部見直す必要あるのですがその見直し方法、計算式をお伝えします。例えば2の自動販売機の飲料水ですが利用金額を計算するとこんな感じになります。

例えば飲料水を1本140円を1日4本買うとして日、月、年と表してみてみましょう。

140円*4本=560円*30日=16,800円*12ヶ月=201,600円

正確には140*365なので=204,400円となります。これを1のコンビニに行かないと併用してドラックストアで80円飲料水にすると80*4*365=116,800円

ジュース一本140円と軽く考えてはダメ!大事なのは月や年間いくらのお金を使っているか。自分が1日に利用する本数x金額x365で計算してみよう!

パック式の麦茶やお茶でペットボトル、業務用スーパーで安い飲料水など購入すれば自動販売機、コンビニよりかなりの節約ができます。

芸人でもある厚切りジェイソンさんは自身の本「ジェイソン流お金の増やし方」で業務用スーパーでコーヒーをまとめ買いしてそれをペットボトルに入れて持ち歩いてるみたいです。

ちなみにある方が「そのペットボトルのコーヒーは美味しいのですか?」と質問したところ・・・「まずい」と笑ってました。

何よりジェイソンさんは家計管理をしているのが楽しいとおっしゃっておりました。

意外に毎日の細かい支出も月や年にすると侮れない金額になります。

なんとなく毎日飲んでいる飲料水(コーヒーやジュース)が月の給料1ヶ月分になっています。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください▼

参考自動販売機を利用しないメリット(大事なので2回目のリンクを貼りました)

まずはドラックストア、スーパーなどに足を運び飲料水の値段をチェックしてみてください。

まだまだ世の中には無駄な事にお金を払っている事がたくさんあると思います。

物やサービスを利用しない事。とは言ってません。何事もそのサービスが必要なのかまた適正価格なのかをよく調べて納得した値段なら購入してください。

せっかく稼いだ大切なお金無駄に使ったり、知らずに割高な商品やサービスを購入しないよう注意してさらに固定費を見直しましょう。

24時間営業している事が多いコンビニ、ずっとお客さんを電気をつけて待っている自動販売機!これらは確かに金額もスーパーなどと比較すると高い!けど日本の治安を良くしてくれている側面もあるから決して悪いサービスではないと私は思う

コンビニや、ATM手数料、自動販売機を利用しなくなっても、大きな固定費が銀行から引き落とされては日々の節約や無駄使い削減もやる気が落ちてしまいます

特に必要ではないかもしれない大きな固定費としては、以下のものが挙げられます。

自家用車の維持費: 自動車の維持には、以下のような費用がかかります。

  • 自動車保険: 任意保険や自賠責保険の費用。
  • 自動車重量税:車の重量に応じて異なる税額が設定されており
  • 車検代: 定期的に必要な車検の費用。
  • メンテナンス費用: 定期点検や修理にかかる費用。
  • ガソリン代: 車の使用に伴う燃料費。
  • 駐車場代: 車を保管するための駐車場の料金。

自家用車の不要な理由:月1.2回の使用頻度ならタクシーやレンタカー電車バスで十分

例:自家用車の月の経費約5〜6万円

例:レンタカー1回1万2千円、タクシー3千円、

サブスクリプションサービス: 定期的に利用していないサブスクリプションサービスは、解約することで固定費を削減できます

参考記事:不要なサブスク、解約方法

保険の見直し: 必要以上に多くの保険に加入している場合、見直しを行うことで固定費を減らすことが可能です

🔴加入すると貧乏になる保険会社の商品一覧

  • 貯蓄型保険:早期解約のリスク、投資効率の低さ、高い保険料
  • 養老保険:高い保険料、インフレに弱い、解約返戻金が少ない
  • 個人年金保険:長期間の保険料支払い、元本割れリスク、低い投資効率、インフレに弱い
  • 外貨建て保険:保険料と保険金の不確定性、建て保険、為替手数料、契約・解約時の手数料、
  • 変額保険:商品が複雑でわかりにくい、元本割れのリスク、手数料が高い景気に影響されやすい
  • 学資保険:学資保険、インフレに弱い、低金利環境:、な貯蓄がある場合は不要
  • 医療保険:公的医療保険の充実、保険金が必ずしも支給されない、特定の医療費に対する適用外
  • 傷病手当金のない保険

保険はわずかな生活防衛資金と公的保険で十分に備られます。ぜひ下の参考記事を読んでお金の不安をなくせるような家計管理をして見てください

参考記事:不要な民間保険は解約しよう

参考記事:いくらあればいい?生活防衛資金

やはり金額の大きい生命保険類や車の維持費。本当に自分にとって必要かを、検討して利用するようにしようね!

スーパーで100円で売っている同じ商品をコンビニで130円で買う。ではなぜ30%も高い商品を買ってしまうのか。

無駄遣いは一時的な満足感をもたらすかもしれませんが、長期的には経済的な負担となり得ます。

割高な商品や必要のないものを購入する前に、その価値や必要性をしっかりと見極めることが重要です。

賢い消費者としての意識を持ち、計画的な支出を心がけることで、より豊かで満足度の高い生活を実現しましょう。

無駄遣いを減らし、貯蓄や本当に価値のあることにお金を使うことで、将来の安心感を手に入れることができます。

以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。

以前の私は、使わない車をずーと放置していたり、毎日缶コーヒー5本。若いのに生命保険や高度障害補償の民間保険など無駄だらけでした。しかし当時はそれらの商品やサービス必要だと思っていて、「本当にそれは必要なのか?」を真剣に考えもしませんでした。みなさんも一日早く気づいたらそれだけ無駄な出費がなくなります。ぜひもう一度支払っている項目を見直してお金に不自由しない人生を送りましょう!

このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。

では次の記事でお会いしましょう!

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