お金が貯まらない人は、贅沢ではなく「普通」で失敗している

お金を育てる|投資・資産運用の基本

お金が貯まらない人は、必ずしも派手に浪費しているわけではありません。

ブランド品を買いまくっているわけでもない。

高級レストランに通っているわけでもない。

毎月旅行に行っているわけでもない。

本人としては、ただ普通に暮らしているだけ。

それなのに、なぜかお金が残らない。

こういう人は意外と多いと思います。

では、なぜ普通に生活しているだけなのに、お金が貯まらないのでしょうか。

その理由は、贅沢ではなく、「普通」の基準にあります。

自分では普通だと思っている出費。

周りもやっているから普通だと思っている習慣。

これくらいなら問題ないと思っている支払い。

こうした小さな「普通」が積み重なることで、気づかないうちに家計を圧迫していることがあります。

節約がうまい人は、特別な我慢をしているわけではありません。

ただ、普通の基準が少し違うだけです。

今回は、贅沢しているつもりはないのにお金が貯まらない人が、どこで失敗しやすいのかを書いていきます。


お金が貯まらない人は、贅沢しているつもりがない

お金が貯まらない人に、

「浪費していますか?」

と聞くと、多くの人はこう答えると思います。

「そんなに贅沢はしていない」

これは、おそらく本音だと思います。

実際、本人の中では贅沢をしている感覚はありません。

  • コンビニで飲み物を買う。
  • 週2の外食が楽しみ。
  • 新機種が出たらスマホを買い替える。
  • そのうち使うから、サブスクをそのままにする。
  • 休みの日に少し買い物をする。

これらは、ひとつひとつを見ると大きな浪費には見えません。

むしろ、今の時代では普通の生活に見えます。

しかし、お金が貯まる人はここを少し違う目で見ています。

「これは本当に必要な出費なの?」

「毎月続けるほど価値があるの?」

「自分の収入に対して、この普通は高すぎないか?」

このように考えます。

つまり、お金が貯まらない人と貯まる人の違いは、根性や我慢だけではありません。

何を普通だと思っているか。

ここに大きな差があります。


「これくらい普通でしょ」が一番危ない

お金が貯まらない原因は、大きな浪費よりも、日々の小さな出費に隠れていることがあります。

たとえば、コンビニで500円使う。

これだけなら大した金額ではありません。

外で飲み物を買う。

これも1回150円くらいです。

疲れた日に外食する。

1回1,000円くらいなら、ものすごい贅沢とは言えません。

だからこそ、怖いのです。

人は、明らかな浪費には気づきます。

10万円のブランド品を衝動買いすれば、

「ちょっと使いすぎたかな」

と思うかもしれません。

でも、500円、1,000円の出費にはあまり危機感を持ちません。

「小銭だし、これくらい普通っしょ

私も本当にそう思ってしまいます。

しかし、その普通が週に何度も続けば、月では大きな金額になります。

月で続けば、年ではさらに大きくなります。

コンビニ出費の積み上がり

たとえば、1回500円のコンビニ出費を週3回するとします。

月にすると約6,000円。

年間では約72,000円です。

これを10年続ければ、72万円です。

期間金額
1回500円
週3回1,500円
1ヶ月約6,000円
1年約72,000円
10年約72万円

もちろん、コンビニを使うこと自体が悪いわけではありません。

問題は、本人が支出として意識していないことです。

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「普通じゃない?」

「みんなやっているし」

「これくらいなら問題ないっしょ」

この感覚のまま出費が続くと、お金は静かに減っていきます。

少しお金を残せる人は、こういう小さな「普通」を少しだけ疑える人なのかもしれません。

お金が貯まる人は「これで十分」の基準が少し低い

お金が貯まる人は、毎日苦しみながら節約しているわけではありません。

実は、本人にとってはそれが普通になっているだけです。

  • コンビニに用もなく入らないのが普通。
  • 飲み物は家から持っていくのが普通。
  • スマホは不便さがなければ、使い続けるのが普通。
  • 使っていないサブスクは解約するのが普通。
  • 外食は特別な時にするのが普通。

このような生活をしている人は、本人としては我慢している感覚があまりありません。

なぜなら、それが日常だからです。

逆に、お金が貯まらない人は、出費が多い生活を普通だと思っていることがあります。

  • 毎日コンビニで何か買うのが普通。
  • 面倒だったら外食するのが普通。
  • 新機種が出たらスマホに買い替えるのが普通。
  • なんとなくサブスクに入ったままなのが普通。
  • 休日にお金を使って気分転換するのが普通。

これらは、決して異常な行動ではありません。

むしろ、今の生活ではかなり普通の行動だと思います。

この記事を書いている私でさえ、そう感じます。

ただ、普通だからといって、全部やる必要はありません。

人より少しお金持ちになるなら、普通の行動を少しだけ選ばない。

その小さな差が、少しずつお金の残り方を変えていくのだと思います。

ここで大事なのは、どちらが偉いという話ではありません。

ただ、自分の普通が、自分の収入に合っているかどうかです。

収入が多い人なら、多少支出の普通が高くても問題ないかもしれません。

しかし、収入が普通なのに、支出の普通だけが高いと、お金はなかなか残りません。


「みんなやっている」は家計を守ってくれない

お金を使うとき、人はよく周りを基準にします。

  • みんなスマホを買い替えている。
  • みんな外食している。
  • みんなカフェに行っている。
  • みんな車を持っている。
  • みんなサブスクに入っている。

だから、自分も「普通」だと思ってしまう。
私も節約や家計管理の相談を受けると、こう言われることがあります

「でも、それくらい普通じゃないですか?」

たしかに、周りから見れば普通かもしれません。

しかし、家計は周りではなく、自分の財布で決まります。

他人がやっているからといって、自分の家計に合っているとは限りません。

同じ1,000円でも、収入や貯金額によって重みは変わります。

普通だからダメなのではなく、普通を全部やるとお金が残らないんです。

世間の普通に合わせすぎると、自分の家計が苦しくなります。

そして、困ったときに助けてくれるのは、世間の普通ではありません。

最後に残るのは、自分の財布の中身です。

だからこそ、普通に見える出費ほど、一度立ち止まって考えた方がいいと思います。

自分の手元に残ったお金です。

節約とは、生活を苦しくすることではない

ここで勘違いしてはいけないのは、節約とは何でも我慢することではないということです。

どれも必要な場面はありますし、生活を便利にしてくれることもあります。
問題は、それが本当に必要なのかを考えないまま、なんとなく続けてしまうことです。

節約で大切なのは、禁止ではありません。

選ぶことです。

安いか高いかではなく、自分にとって価値があるかで選ぶ。それが、無理なく続く節約だと思います

なんとなく続けているものにはお金を使わない。

これができると、生活の満足度を大きく下げずにお金が残りやすくなります。

節約とは、楽しみを全部なくすことではありません。

自分にとって価値の低い出費を減らして、本当に大切なものにお金を残すことです。


「普通」を少し変えるだけで、家計は変わる

お金を貯めるために、いきなり大きなことをする必要はありません。

極端な節約をする。

食費を限界まで削る。

趣味を全部やめる。

人付き合いを全部断る。

そこまでしなくても、まずは普通を少し変えるだけでいいと思います。

たとえば、

  • コンビニに入る回数を減らす。
  • 週に一回お弁当を作る。
  • お金を使わない趣味を作る。
  • 使っていないサブスクを1つ解約する。
  • 外食を週1回だけ減らす。

これだけでも家計は変わります。

こうした節約は、一度の手続きで終わるものもあれば、少しずつ習慣にしていくものもあります。

大事なのは、無理なく続けられる形にすることです。

たとえば、

  • 格安SIMに変える。
  • 保険を見直す。
  • 不要な車を手放

特におすすめなのは、一度仕組みを変えるだけで、その後も効果が続く節約です。

こうした節約は、一度仕組みを変えれば長い間、効果が続きます。

毎日我慢するより、自然にお金が残る生活へ変えていくことが大切です。

まとめ:お金が貯まらない原因は、贅沢ではなく「普通」にある

著者
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企業は、商品やサービスを売るために、私たちの「日常の普通」にどう自然に入り込むかを考えています。

車を停め、昼飯はコンビニでお弁当とお茶。

旨そうな食事を見せ、入りたくなる飲食店。

解約しにくい、させないサブスク。

新機種を魅力的に宣伝するスマホ。

これらは、特別な贅沢ではなく、日常の中で自然に選ばれるように作られています。

もちろん、企業が悪いという話ではありません。

便利なサービスが生活を助けてくれることもあります。

ただ、それを何も考えずに「普通だからしゃーない」として受け入れ続けると、家計は少しずつ重くなります。

お金が貯まらない原因は、贅沢ではなく、自分が当たり前だと思っている「普通」の中にあるんじゃないかと私は思います。

おすすめ節約商品と書籍

疲れている日に外食やコンビニに流れやすい人は、冷凍弁当を用意しておくのも一つの方法です。

DELIPICKSは、冷凍で届いた商品をレンジで温めるだけで食べられる冷凍弁当サービスです。

ミシュラン星付きレストランを経験したシェフがメニューを監修しており、「美味しさ」と「ヘルシーさ」を大事にしたメニューが用意されています。

私自身も、ご飯は自分で炊いて冷凍し、おかずだけ冷凍弁当を使うことがあります。

少し足りないときは、納豆や卵焼きを一品足す。

自炊より必ず安いとは限りませんが、買い物や調理の時間を減らせて、食材ロスも少なくなりました。

節約は、何でも手作りすることではありません。

疲れている日でも外食に流れない仕組みを作ること。

これも、無理なく続けるための節約だと思います。


両学長の『漫画 お金の大冒険』は、「稼ぐ・貯める・増やす・守る・使う」というお金の5つの力を、冒険漫画として学べる一冊です。著者の両学長はYouTube「リベラルアーツ大学」を運営しており、登録者数は約865万人以上。 

節約や投資を難しく考える前に、まずお金の基本を楽しく知りたい人には読みやすい本だと思います。

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