私が節約や家計管理を始めた頃、コンビニは「なるべく使ってはいけない場所」の代表のように思っていました。
正直に言えば、家計の敵。
お金を貯めたいなら、コンビニには近づかない方がいい。
そんなふうに考えていた時期もあります。
実際、今でもコンビニの商品は割高だと思います。
同じような飲み物やカップ麺を買うなら、スーパーやドラッグストアの方が安いことは多いです。
だから、私自身も普段の買い物でコンビニを使うことはかなり控えています。
では、利用しないならコンビニがない方かよい?

いえ、あったら便利です
普段の買い物では控えていますが、コンビニは社会にはあった方がいい存在だと思っています。
その理由を、少し整理してみます
コンビニは、ただの「高い店」ではありません。
地方では、近くにスーパーがない人にとって、貴重な買い物場所になることもあります。
そう考えると、コンビニは日本の生活にかなり深く入り込んだ、なくては困る存在だと思うようになりました。
矛盾しているようですが、私はコンビニをありがたい存在だと思っています。
でも、自分の財布で日常的に使うには少し重い。
たぶん、この感覚を持っている人は多いのではないでしょうか。
昔は、コンビニを家計の敵だと思っていた

節約や家計管理の話になると、コンビニはよく悪者にされます。
昔の私も、その1人でした。

「コンビニは高い」
「コンビニで買う人はお金が貯まらない」
「飲み物はスーパーで買えばいい」
たしかに、その意見は間違っていなかったと思います。
実際、同じような商品を買うなら、コンビニよりスーパーやドラッグストアの方が安いことは多いです。
飲み物、カップ麺、お菓子、アイス、パン。
こうした商品を毎回コンビニで買っていたら、出費は確実に増えます。
だから私も、家計管理を始めた頃はコンビニに対してかなり厳しい見方をしていました。
少し言葉を悪くすれば、コンビニは「お金がない人ほど使ってしまう場所」だと思っていた時期もあります。
しかし、今はそこまで単純には考えていません。
コンビニの商品が高いのには理由がある

コンビニの商品が高く感じるのは、ある意味では当然です。
普段コンビニを避けている人でも、トイレ、ATM、コピー、宅配、公共料金の支払いなど、買い物以外のサービスを利用している人も多いのではないでしょうか。
そう考えると、私たちはコンビニで「商品」だけを買っているわけではありません。
そういうものも含めて、コンビニの価格になっているのだと思います。
もちろん、家計だけを考えれば割高です。
でも、コンビニの値段を「ただ高いだけ」と見るのは、少し違うのかもしれません。
コンビニは、ただ商品を売る店ではない

コンビニのすごいところは、小さな店舗の中にいろいろな機能が詰まっていることです。
- 食品が買える。
- 飲み物が買える。
- お弁当を温めてもらえる。
- ATMが使える。
- コピーができる。
- 宅配便を出せる。
- 公共料金の支払いもできる。
- チケットを発券できる。
- トイレを借りられることもある。
これだけではないですが、あの小さな店舗でできます。
そう考えると、コンビニは単なる小売店というより、小さな生活サービスセンターのような存在です。
特に、急いでいる時や困っている時には本当に助かります。
朝、寝坊した時におにぎりを買える。
夜遅くに飲み物を買える。
急にペンや封筒が必要になった時に買える。
スマホの充電ケーブルが必要になった時に買える。

値段だけを見れば高いかもしれません。
でも、「今すぐ必要」という場面では、コンビニの便利さはかなり大きいです。
地方では、コンビニが生活の支えになることもある

都市部では、コンビニがなくてもスーパーやドラッグストアで代わりがきくかもしれません。
しかし、地方ではそう簡単ではない地域もあります。
近くのスーパーが閉店している。
昔ながらの商店が少なくなっている。
車がないと買い物に行きにくい。
高齢者にとって、遠くの大型店まで行くのが大変。
そういう地域では、コンビニが食品、日用品、ATM、公共料金の支払いなどをまとめて担う生活拠点になっていることがあります。
都会に住んでいると、コンビニを「少し高い店」とだけ見てしまいがちです。
でも、場所によっては、コンビニがあるかないかで生活のしやすさが大きく変わることもあります。
そう考えると、コンビニを簡単に「家計の敵」とだけ言うのは、少し乱暴だったのかもしれません。
夜道のコンビニには、安心感がある

普段あまりコンビニを利用しない私でも、夜道で明るいコンビニが見えると少し安心します。
何もない道に、明かりのついたコンビニがある。
人がいる。
車の出入りがある。
何かあった時に駆け込める場所がある。
この安心感は、値段だけでは測れないと思います。
もちろん、コンビニだけで地域の治安が守られているわけではありません。
それでも、夜中でも明かりがついている店舗があるだけで、街の雰囲気はかなり違います。
特に、女性や子ども、高齢者にとって、明るくて人のいる場所が近くにあることは大きいはずです。
コンビニは、商品を売るだけではなく、地域の安心にも少し関わっているのだと思います。
コンビニ各社も、消費者の矛盾をわかっていると思う

私たち消費者は、かなり矛盾したことを考えています。
コンビニは高い。
でも、なくなると困る。
便利でありがたい。
でも、毎日使うと財布には重い。
この矛盾した気持ちは、多くの人が持っているのではないでしょうか。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニ各社も、こうした消費者の気持ちは当然わかっているのだと思います。
便利だけど高い。
必要だけど、毎日使うには少し負担がある。
その中で、新商品を出したり、弁当を工夫したり、スイーツを充実させたり、アプリやポイントを使ったりしながら、どうすれば選ばれるのかを試行錯誤しているのだと思います。
流行りのスイーツを楽しみにしている人もいます。
温めてもらえる弁当を必要としている人もいます。
店員さんとのちょっとした会話が、日々の小さな安心になっている人もいるかもしれません。
そう考えると、コンビニは「高いからダメ」という単純な話ではありません。
便利さ、楽しさ、安心感。
それらをまとめて提供している場所なのだと思います。
飛行機のファーストクラスのように、コンビニにも支え合いがある

少し話が飛びますが、飛行機の料金を考えるとわかりやすいかもしれません。
飛行機には、エコノミークラスだけでなく、ビジネスクラスやファーストクラスがあります。
ファーストクラスやビジネスクラスは、一般の席よりもかなり高額です。
それでも利用する人がいます。
広い座席、快適なサービス、時間のゆとり、移動中の負担の少なさ。
そうした価値にお金を払う人がいるから、航空会社全体の収益が支えられ、私たち一般の人もエコノミークラスで比較的安く飛行機に乗れる面があるのだと思います。
もちろん、飛行機とコンビニの仕組みはまったく同じではありません。
それでも、少し似ている部分はあります。
都会では、コンビニを日常的に使う人がたくさんいます。
- 朝のコーヒー。
- 昼のおにぎりや弁当。
- 帰宅前のスイーツや飲み物。
少し高いとわかっていても、時間や便利さを優先してコンビニを使う人がいます。
その人たちは、商品だけではなく、便利さや時間にもお金を払っているのだと思います。
そして、そうした利用があるからこそ、大手コンビニは商品開発、物流網、店舗網を維持しやすくなります。
その仕組みがあるから、過疎化した地方や買い物が不便な地域にも、コンビニという便利なサービスが届くことがあります。
地方のコンビニは、都会の駅前店ほど多くのお客さんが来るわけではないかもしれません。
それでも、近くにスーパーがない人、高齢で遠くまで買い物に行けない人、ATMや公共料金の支払いが必要な人にとっては、かなり大きな存在です。
もちろん、すべての地方店舗が都会の売上だけで支えられている、という単純な話ではありません。
地方の店舗にも、地域の常連客や地元の需要があります。
ただ、コンビニ全体を大きな仕組みとして見ると、都会で割高だと思いながらも使ってくれる人たちの存在が、地方のコンビニ網を支える一部になっているのかもしれません。
そう考えると、コンビニで買う人を単純に「無駄遣いしている人」と決めつけるのは違う気がします。
その人たちが便利さにお金を払ってくれているから、コンビニという生活インフラが維持されている面もあります。
だから私は、コンビニを利用する人を否定するつもりはありません。
ただし、私自身は日常使いではなく、必要な時に頼る場所として考えています。
コンビニはありがたい。
でも、私の財布には正直少し重い。
この距離感で付き合うのが、今の私にはちょうどいいと思っています。
それでも、日常の買い物場所にすると財布には重い

ここまでコンビニをかなり擁護してきました。
しかし、それでも私はコンビニを日常の買い物場所にはしません。
理由は単純です。
私の財布には少し重いからです。
コンビニは便利です。
便利だからこそ、何も考えずに入ってしまいます。
飲み物だけ買うつもりが、お菓子も買う。
おにぎりだけ買うつもりが、ホットスナックも買う。
コーヒーだけのつもりが、つい甘いものも買う。
新作スイーツを見て、つい手が伸びる。
1回の出費は数百円かもしれません。
だから、その場ではあまり痛みを感じません。
しかし、それが週に何度も続くと、家計にはじわじわ効いてきます。
私はコンビニを「必要な時に頼る場所」と考える

私にとってコンビニは、日常の買い物場所ではありません。
急な用事がある時に使う場所。
非常時に助かる場所。
外出先で困った時に頼れる場所。
トイレやATM、コピー、宅配などが必要な時に使う場所。
このくらいの距離感がちょうどいいと思っています。
特に、無料のサービス、特にお手洗いを利用させてもたった時には、私はホットスナックと飲み物を購入します。
たまに食べる、ホットドックや揚げ物、肉まんは本当に美味しい。
ですが、普段の買い物は、できるだけスーパーやドラッグストアで済ませる。
飲み物は家から持っていく。
お菓子やカップ麺も、買うなら安い場所でまとめて買う。
コンビニに入る時、料金が発生する時は

「今日はコーヒーだけ」
「今日はコピーだけ」
「今日は宅配便だけ」
と決めて入る。
このくらいで十分だと思います。
コンビニを完全に使わない必要はありません。
ただ、なんとなく入る回数を減らすだけでも、家計はかなり変わります。
コンビニは家計の敵ではない。距離感の問題です

昔の私は、コンビニをかなり厳しく見ていました。

物価はスイス!庶民の敵!ついで買い戦略やめろ!
節約するなら使ってはいけない。
家計管理をするなら近づかない方がいい。
そんなふうに思っていました。
でも、今は少し違います。
コンビニは、家計の敵ではありません。
ただ、距離感を間違えると、財布には重い存在になります。
地方では生活の支えになることもある。
でも、自分の毎日の買い物場所にするには、少し高い。
この矛盾した感覚こそ、多くの人の本音なのかもしれません。
まとめ:ありがたい存在だからこそ、近づきすぎない
コンビニはありがたい存在です。
24時間に近い営業をしている店舗も多く、明かりがあり、トイレがあり、ATMがあり、いろいろなサービスがあります。
何かあった時に、近くにコンビニがあると安心します。
地方では、コンビニが生活を支えている地域もあります。
だから私は、コンビニを悪く言いたいわけではありません。
むしろ、日本には必要な存在だと思っています。
ただし、ありがたい場所だからといって、毎日の生活の中心にしてしまうと、財布には少し重くなります。
コンビニは便利すぎるからこそ、つい必要以上に利用してしまう場所でもあります。
少し小腹が空いたとき。
喉が渇いたとき。
仕事帰りに何となく寄ったとき。
本当は買わなくてもよかったものまで、つい手に取ってしまうことがあります。
コンビニは必要な時に使う。
でも、日常の買い物はできるだけスーパーやドラッグストアを使う。
このくらいの距離感が、家計を守るうえではちょうどいいのではないでしょうか。
コンビニはありがたい。
でも、私の財布には少し重い。
今の私は、そう考えています。
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