お金持ちを見て気づいた「やらない方がいいお金の習慣」

お金を育てる|投資・資産運用の基本

お金に余裕がありそうな人や、裕福な人を見ていると、

「いいな、自分もああいうふうになりたいな」

と思うことがあります。

私は、お金持ちというと、
豪華な家に住み、高級車に乗り、高い時計やブランド品を身につけている人を想像していました。

もちろん、そういう人もいると思います。

でも、いろいろな人を見ているうちに、
私が本当に「いいな」と感じる人は、少し違うことに気づきました。

それは、
お金を持っているのに、それを必要以上に見せない人です。

その人たちは、
特別に派手な服装をしているわけでも、
自分の持ち物を見せびらかすわけでもありません。

むしろ、見た目はとても普通です。

でも、話し方や立ち振る舞いに、
どこか落ち着きがある。

無理に自分を大きく見せようとしていない。

分からないことは、人にも聞くし、親切に教えたりもする。

その余裕が、私にはとても魅力的に見えました。

もちろん、そのような人は少数かもしれません。

稀にそういう人、姿を見ると、

「どうしたら、ああいう余裕のある人に近づけるのだろう」


と考えてしまいます。

最初は、お金持ちになるには、

「何を買うか」
「何に投資するか」
「どうやって増やすか」

ばかりを考え、スマホで検索ばかりしていました。

調べることはもちろん、大事です。

でも、裕福な人をじかに見ていると、
同じくらい大事なのは、

何をやらないか、何を捨てるか?

なのではないかと思うようになりました。

今回は、私が裕福な人を見て気づいた、
「やらない方がいいお金の習慣」について書いていきます。


やらない方がいいお金の習慣

まず、今回書きたいことを簡単にまとめると、次の3つです。

やらない方がいい習慣よくある例
自分の時間を安く売り続ける嫌な飲み会、気を遣いすぎる予定、損して得取れを続ける
人に見せるためにお金を使う見栄の買い物、SNS用の外食、世間体のための支出
目先の得に引っ張られる安いから買う、ポイント目当て、元を取ろうとする

どれも、ものすごく特別な話ではありません。

むしろ、日常の中で普通にやってしまうことです。

だからこそ、気づきにくいのだと思います。

自分の時間を安く売り続ける

裕福な人を見ていて感じるのは、
お金だけでなく、自分の時間も大切にしているということです。

これは、単純に時給が高いとか、仕事ができるとか、そういう話だけではありません。

私は、人間関係も仕事でもこのような行動をしていました。

  • 断ればいいことを、断れずに引き受ける
  • いつか得すると思って、報われない我慢を続ける
  • 自分でやれば安いからと、苦手な作業に何時間も使う
  • 何年も「損して得取れ」を続けてしまう。

こういうことは、一つ一つを見ると大したことがないように見えます。

でも、それを何年も続けていると、
お金だけでなく、自分の時間や体力まで少しずつ減っていきます。

私も昔は、

「これくらい付き合っておいた方がいい」
「相手に悪いから断らない方がいい」
「今は損しても、いつか得になるかもしれない」


そんなふうに考えることがありました。

もちろん、人との付き合いを全部損得で考える必要はありません。

ただ、問題なのは、
自分だけがずっと我慢している付き合いです。

何度も気を遣っているのに、相手は何も変わらない。

  • こちらの時間を大切にしてくれない。
  • 連絡もなしに訪問してくる。
  • こちらが合わせることが当たり前になっている。

そういう関係に時間を使い続けると、
気づかないうちに、自分の人生の時間が削られていきます。

裕福な人は、
「これは安いか高いか、特か損か」だけではなく、

「これに自分の時間を使う価値があるか」

を見ているように感じます。

  • 安い買い物をするために1時間使う。
  • 気の乗らない飲み会に数時間使う。
  • 相手に気を遣いすぎて、休日の予定を半日空けておく。

それが本当に自分にとって大事ならいいと思います。

  • でも、ただ断れないだけ。
  • なんとなく損したくないだけ。
  • 嫌われたくないだけ。

そういう理由で時間を使っているなら、
それはお金以上に大きなものを失っているのかもしれません。

50代になってから特に思うのは、
お金はまた稼げることがありますが、
過ぎた時間は戻ってこないということです。

だからこそ、
自分の時間を安く扱わないことは、
お金を大切にすることと同じくらい大事なのだと思います。

まずは一つだけでもいいので、

この付き合いに、自分の時間を使う価値はあるのか?

と考えてみる。

それだけでも、お金の使い方だけでなく、
毎日の過ごし方も少し変わってくるはずです。


人に見せるためにお金を使う

お金に余裕がある人を見ていると、
必要以上に自分を大きく見せようとしていない人が多いように感じます。

  • 高いものを持っていることを見せびらかさない。
  • 自分の収入や資産を、やたらと話題にしない。
  • 誰かにすごいと思われるために、お金を使っている感じがしない。

もちろん、良いものを買うことが悪いわけではありません。

ただ、私自身は、
人にどう見られるかを気にして、お金を使いそうになったことがあります。

たとえば、懐かしい友人や学生時代の同級生に久しぶりに会うときです。

そのとき私は、

「このボロい車で行くのは恥ずかしいな」
「安そうな服で会ったら、どう思われるだろう」

そんなことを本気で考えたことがあります、しかも車は好きではありません。

そして実際に、
そこそこの車を買おうかと検討したこともありました。

今考えると、欲しかったのは車そのものというより、

久しぶりに会う人に、みすぼらしく見られたくない

だったのかもしれません。

結局、その日は都心で会うことになったので、車ではなく電車で行きました。

冷静に考えれば、それで何の問題もありませんでした。

もしあのとき、見栄だけのために車を買っていたらどうなっていたのか。

そう考えると、今でも少し怖くなります。

「なぜ、それくらいのことで車を買おうと思ったのか」

あとから振り返ると、自分でも不思議に思います。

でも、その時は本気で悩んでいました。

人にどう見られるかを気にすると、それくらい判断が揺れることもあるのだと思います。


では、どのような支出に「人目を気にする気持ち」が隠れやすいのか。

よくある例を、簡単に整理してみます。

よくある支出隠れている気持ち
すごいと思われたくて高い物を買う自分を大きく見せたい
SNSに載せるために外食や旅行をする楽しむより見せることが目的になる
周りに合わせて高い店に行く断ると恥ずかしい、背伸びをする
年齢や立場に合うからと高い物を選ぶ世間体を気にしている、本心を隠す
断れずにプレゼントや差し入れを続ける嫌われたくない、媚を売る

これらは、すぐに悪い支出だとは言い切れません。

特に、人付き合いや、人に好かれようとするなら、

こまめな気遣いや、差し入れはとても効果があります。

でも、必要以上に続けすぎると、少しずつ体力やお金が出ていきます。

しかも厄介なのは、
見栄のための支出は、自分ではなかなか気づきにくいことです。

  • 「これは必要だから」
  • 「大人としてこれくらい普通だから」
  • 「周りもそうしているから」

そう思っているうちに、出費が増えていきます。

そんな気持ちは、誰にでもあると思います。

高く見せるためではなく、
自分にとっても、相手にとっても、本当に必要なものにお金を使う。

人からどう見えるかより、
自分がどう暮らしたいかを大事にしている。

大切なのは、

「これは本当に自分が欲しいものなのか」

それとも、

「人によく見られたくて欲しがっているだけなのか」

を一度考えることだと思います。

目先の得に引っ張られる

  • 安く買えるなら安い方がいいです。
  • ポイントがつくなら、ついた方がうれしいです。
  • 割引やセールも、上手に使えば家計の助けになります。

お金が残りにくい人ほど、
「得したい」という気持ちに引っ張られやすいのかもしれません。

もちろん、得をすること自体は悪いことではありません。

ただ、よく考えてみると、
私たちは「得をしたい」というより、

「損だけは絶対にしたくない!」

という気持ちの方が先に先行するのではないでしょうか。

  • 今買わないと損をする。
  • ポイントを取り逃がすともったいない。
  • 半額なのに買わないのは損。
  • せっかく払ったのに使わないのは損。

そう考えているうちに、
本当は必要ないものまで買ってしまうことがあります。

たとえば、

目先の得実際に起こりやすいこと
安いから買う不要な物まで増える
ポイントがつくから買う10ポイント(10円)のために1000円を使う
半額だから買う使い切れずに無駄になる
元を取ろうとする不便な物を使う、気に入らないけど着る
今だけお得に弱い冷静に考える前に買ってしまう

「安いから買う」は、節約に見えます。

でも、本当に必要ないものなら、
半額でも高いです。

10,000円のものが5,000円になっていても、
使わないなら5,000円の損です。

ポイントも同じです。

ポイントをもらうために余計な買い物をしていたら、
それは得をしているようで、実際にはお金が減っています。

私も、こういう買い物をしたことがあります。

「今買えば安い」
「これは必要でしょ」
「ポイントが多くつく」

そう思って買ったのに、結局あまり使わなかったものもあります。

そのときは得をした気分になります。

また、「元を取ろうとする」気持ちも注意が必要です。

  • 食べ放題で苦しくなるまで食べる。
  • サブスクを使っていないのに、いつか使うと思って解約しない。
  • 高い服を買ったから、似合っていないのに着続ける。
  • 入った保険やサービスを、もったいないからと見直さない。

払ったお金がもったいない気持ちはわかります。

でも、本当に大事なのは、
すでに払ったお金ではなく、
これから失うお金や時間を減らすことだと思います。


裕福な人を見て気づいたのは、「余計なことをしない力」だった

ここまで書いてきて思うのは、
裕福な人は、何か特別なことばかりをしているわけではないということです。

もちろん、収入を増やす力もあると思います。

投資を学んでいる人もいるでしょう。

仕事や事業で努力してきた人も多いと思います。

ただ、それと同じくらい印象に残るのは、

余計なことにお金や時間を使いすぎていない

ということです。

自分の時間を安く扱わない。

人に見せるためだけにお金を使わない。

目先の得や「損したくない」という気持ちに振り回されすぎない。

こういう小さな違いが、
長い時間をかけて、お金や気持ちの余裕につながっていくのかもしれません。


まとめ

  • 見栄を張らず、
  • 自慢もせず、
  • 人の話を聞き、人にも教える
  • 自分の時間を大切にしている。

お金持ちを見ていて感じるのは、
派手なことをしている人ばかりではないということです。

むしろ、私が憧れる裕福な人は、
必要以上に自分を大きく見せません。

そういう姿を見ると、
お金の余裕は、単に収入や資産額だけで決まるものではないのかもしれないと思います。

もちろん、お金を増やすことは大事です。

投資を学ぶことも大事です。

収入を増やす努力も大事です。

でも、それと同じくらい、
やらないことを決めることも大事なのではないでしょうか。

  • 自分の時間を安く売り続けない。
  • 人に見せるためにお金を使いすぎない。
  • 目先の得に引っ張られすぎない。

この3つを意識するだけでも、
お金の使い方は少しずつ変わっていくと思います。

おすすめ書籍


💡 時間の使い方を考えたい人におすすめの本

今回の記事では、
「自分の時間を安く売り続けないこと」が大事だと書きました。

その考え方に近い本として、
オリバー・バークマンの
『限りある時間の使い方』 があります。

この本は、よくある
「もっと効率よく動こう」
「時間を管理して生産性を上げよう」
というタイプの本ではありません。

むしろ、人生の時間には限りがあることを受け入れたうえで、
何をやるかだけでなく、何を手放すかを考えさせてくれる本です。

私たちはつい、
仕事の付き合い、頼まれごと、スマホ、安い買い物、将来の不安などに時間を使ってしまいます。

でも、その時間は本当に自分が使いたかった時間なのか。

忙しさに追われている人。
自分の時間がないと感じている人。
お金だけでなく、人生の残り時間も大切にしたい人。

そういう人には、一度読んでみる価値がある本だと思います。

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自分の時間が少しずつ削られていることにすら、
気づいていない人もいるかもしれません。

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